インプラントの治療法
サイナスリフト

骨の少ない、そのままではインプラントを埋めることのできない患者様には、骨の移植、再生術も研究されてきています。骨の移植術と一口に言っても症例に応じて様々な種類があります。足りない骨の量によって、移植する骨も軽度~中程度までの量であればお口の中の顎から採取することができます。レントゲン写真撮影やCT撮影をしてきちんと診断しないと明確にはわかりません。また、最近では人工骨(カルシウム系の素材)の利用も研究され効果を上げてきていますが、現在のところ、比較するとご自分の骨を利用するのが一番効果的であるという報告が多く見られます。上顎の奥の骨が極度に薄い時に、お口の中から鼻の空洞に窓を開け、そこに骨を追加して骨を増やす方法です。
ソケットリフト
骨が薄い時に、鼻の空洞の中を持ち上げ、そこに骨を追加してインプラントを同時に埋め込む方法です。


下顎インプラント

下の真ん中の歯が一度治療されていましたが。歯根部にムシバがありました。患者様、痛みもあり治療を望まれたのですが、治療開始後やはり抜歯ということになりました。

抜歯後のレントゲン写真です。

抜歯から1月後インプラントの手術です。手術中にインプラントの位置と、神経血管までの距離を確認するためにレントゲンをとりました。安全な方向と震度であることが確認されました。

インプラント体が入りました。手術開始からここまでで、15分程度かかります。来院されてから消毒麻酔の時間は30分程度かかりますのでここまで45分経過しております。その後縫合して止血確認が出来るまでに15分程度かかります。医院での滞在時間は1時間から1時間30分程度でしょうか。

その後インプラント体と骨が骨結合してくれるのを待って、上部構造を作ります。その間6週くらいです。この方ではかりばが入ってからセラミックが入るまで、1月くらいかかっています。

最終的な歯が入りました。今後もメインテナンスが必須です。